灰汁女
31歳・専業主婦の美禰子は、夫と二人きりの生活に限界を感じている。 ーー「子供が欲しいっていうより、私が生きてる意味が欲しい」 -- 既婚者合コンで出会った慎司は、浮気相手の美禰子に愛の言葉を惜しみなく口にする。 慎司は家庭に居場所がなく、ただ気楽さを外に求めていた。 美禰子の友人・典果は、冷えきった夫婦関係の虚しさを埋めるように、女風に通いつめている。 ーー愛されたい。けれど、どこまでも空洞な私たち。 既婚者たちの『居場所探し』の物語。
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2025-12-01
- ISBN
- 9784160902237
