
アメリカ南部小説論
アメリカ南部文学はなぜ世界性を獲得したのか? 南部を舞台とした作品を次々に発表したフォークナーのモダニズムに満ちた手法は世界を席巻した。次世代のオコーナーは、アメリカの大衆社会の病巣を鋭く見つめる「ニヒリズムとの闘い」を作品に結実させた…。 「本書は、アメリカ南部小説についての研究をまとめたものである。第Ⅰ部においては、フォークナーをはじめとした「南部文芸復興」を主導した作家たちの作品、第Ⅱ部においては、オコーナーの作品を論じている。分量的には圧倒的にオコーナーについての論考が多い。筆者の研究の原点はフォークナーにあり、その意味では、世代を超えた二人の南部作家を中心にして、「南部文芸復興」の意味を考え続けてきたつもりである。」(「序論」より)
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2012-09-10
- ページ数
- 260ページ
- ISBN
- 9784779118203
