碧きスタジアムのニュートン
──野球少年に物理を、物理少年に野球を!── 物理学は、法則・公式を丸々覚え、それらを操って問題を解く科目であり、数学的な準備 も多く必要だと考えられ忌避された。高校での履修者も長く減少傾向にある。しかし実態 は逆である。その本質は「我々の日常を支える常識」の理論化にあり、法則も公式も必須 ではない。また、物理を学べば数学も分かる。本書は、この観点から高校範囲の物理の全 体像を概説する。野球をテーマに、何故「投打の頂点」に一人の選手が到達出来たのか、 その奥に潜む物理的原理は何かと問い、それに答える形で議論を進めた。他にも様々な話 題を巡り、図やグラフを用いて感覚的な理解を目指した。冗長を厭わず、平易な記述に徹 する一方で、独自記号を多用し、新規解法を提案するなどして展開の新鮮さも追求した。 本書を通して、物理学を紙と鉛筆だけではなく、ボールとバットでも愉しんで頂きたい。
- 出版社
- 東海教育研究所
- 発売日
- 2024-12-20
- ページ数
- 240ページ
- ISBN
- 9784924523494
