
アトミック・メロドラマ
冷戦は終わっていない! ◉冷戦のなかで築き上げられた「アメリカ」という蜃気楼を、 1945 年から64 年に至る、冷戦初期の文化を詳細に論じて 浮き彫りにする。 ◉その時期に形成した文化の論理とドラマトゥルギーが、 いかに今日の「アメリカ」を規定し、 国内外の新たな冷戦を再生しているのか! ◉親米主義や反米主義といった情動を引き起こす 「アメリカ」は、アメリカ合衆国の社会や政治や文化で あると同時に、 たとえば第二次世界大戦後の日本人の心のなかで 複雑に構築された「アメリカ」でもある。 【本書の目的】 冷戦初期のファミリー・メロドラマという映画ジャンルを 分析することで、冷戦リベラリズムを ひとつのドラマトゥルギー(ドラマ) として折出する。 分析する映画は『オペレーション・キュー』にはじまり 『アパッチ砦』などのジョン・フォードもの、『夜歩く男』 『酔いどれ天使』『野良犬』などの黒澤映画、 『理由なき反抗』『蝿男の恐怖』『白昼の決闘』『捜索者』 『シェーン』『風と共に散る』など…。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-04-08
- ページ数
- 383ページ
- ISBN
- 9784779122187
