アヤカシ特区の還送師 : その術師、世間知らずにつき
現し世に生きるあらゆるものは命の核、實珠(みたま)を持っている。 それを喰らい生者に成り代わる怪異「浮き人」。 国家機関の特殊人外管理局に所属する還送師は、アヤカシと契約し、これらに対処する専門職である。 この春、管理局の地方分室に18歳の余部基惟(よのべもとい)は配属されることになった。 基惟は水神に拾われ育てられた青年で、その神の實珠を身の内に持つがために、管理局により長らく監視・軟禁されていた。 先輩となる葵宵(きしょう)と相棒の愛らしい妖狐・伽羅に案内されやってきたのは、久々埜知(くくのち)様という神が護り、アヤカシも数多く住まう可見依(かみより)町。 基惟は個性豊かな分室の先輩やアヤカシたちとの関わりを通じて、新たな経験や感情を知っていく。 だが彼の身を狙う危険な勢力が現れ、町を巻き込む大事件に発展して……!? 序 章 ある男児の記録 第一章 彼の就職は誘拐から始まる 第二章 新生活準備ついでに影を拾う 第三章 アヤカシと神の住む町 第四章 春雷は惜別に啼く 第五章 別れと始まりの春に 終 章 かくして、彼は国家公務員になる
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2026-03-01
- ISBN
- 9784041173473
