
バンカラの時代
蛮襟(バンカラ)VS 高襟(ハイカラ)の仁義なき戦い 岡倉天心の言葉「芸術は気魄の発露である」。そこに示されるような「志士豪傑」「国士」の気質が、なぜ画家に求められたのか?また、彼らはなぜ徒党を組んで無茶な旅をしたのだろうか?大観は日本を一等国にすべく修行に励み、未醒は伝統復権に邁進した。忠君愛国の画業へと彼らを突き動かしたものはなんだったのか? 明治という時代は、西洋文化に心酔するハイカラと自らのナショナリティを重視するバンカラの軋轢でもあった。日本国民の無意識を掬いとったともいえる大観と未醒の画業。当時の価値観に近づくことでその光と影をみつめる。
- 出版社
- 人文書院
- 発売日
- 2018-08-28
- ページ数
- 310ページ
- ISBN
- 9784409100394
