
バンリュー フランス団地映画の軌跡
カルト的な人気を誇る映画『憎しみ』から30年ーー フランスの“郊外”は、いまどうなっているのか? 移民、貧困、暴力。 そのイメージの裏側を、映画から読み解きます。 約100本の作品+MAP+データベース収録。 映画と社会をつなぐ、決定版ガイド。 ーーーーーーーーーーーーーーー (以下、詳細) パリの華やかなイメージの裏側に広がる、もうひとつのフランスーー。 それが「バンリュー(郊外/団地)」です。 移民、貧困、暴力。こうしたイメージで語られがちなバンリューですが、本当にそれだけなのでしょうか。 本書は、フランスの郊外を舞台にした映画を手がかりに、その実像に迫る一冊です。 カルト的な人気を誇る映画『憎しみ』以後に形成されたバンリュー映画の流れを軸に、教育、ジェンダー、移民、ヒップホップなど、多様なテーマとともに展開してきた作品群を丁寧に読み解きます。 約100本におよぶ作品をもとに、フランス郊外映画の全体像を体系的に整理。 映画ファンはもちろん、フランス社会や移民問題に関心のある方にもおすすめです。 さらに本書には、作品の舞台となった地域を一覧できる「バンリューMAP」を収録。 地理と映画の関係を視覚的に把握することができます。 巻末には、レビュー付き作品リストとデータベースも掲載。 気になる作品を探したり、視聴のガイドとしても活用できます。 映画から社会を読み解く。 そして、遠い国の話にとどまらない「郊外」の問題を考える。 300ページのボリュームでお届けする、フランス映画と社会をつなぐ決定版ガイドです! 目次 第1章 そこにあるもの/見えないものー 郊外映画の誕生前夜 第2章 『憎しみ』論 - 郊外映画の生成 第3章 暴力でも貧困でもなくー クリシェから離れて 第4章 学校映画の系譜ー 教育と格差をめぐって 第5章 理想と現実 - 『最強のふたり』周辺 第6章 女たちの共同体 - 『ガールフッド』と『ディヴァイン』 第7章 移民はどこへ向かうのか 第8章 ヒップホップ・シネマー ラッパーたちの表現 第9章 それでも闘いは続く - 『レ・ミゼラブル』以後 ◎付録 バンリューMAP 本編外レビューセレクション(約50本) フランス郊外=団地映画データベース
- 出版社
- アプレミディ
- 発売日
- 2026-04-23
- ISBN
- 9784910525068
