
ベースボールと日本占領
第二次世界大戦が終結し、敗戦国となった日本は連合国の占領統治下に置かれるが、実質的にはほとんどアメリカによる単独占領に近い形であった。占領期のアメリカ軍人たちは、戦前の日本人が実は日米野球でルースやゲーリッグに熱狂した野球愛好者であったことを知る。かつては「理解不能」な存在だった日本人を、米国的な価値観の下、いかに自陣営に組み込もうとしたのか。武道を禁止する一方で野球を普及するスポーツ統制によって、日本人の「心を掴む」戦いを進めた文化外交政策の実相に迫る。
- 出版社
- 京都大学学術出版
- 発売日
- 2021-11-25
- ページ数
- 330ページ
- ISBN
- 9784814003723
