ベトナムにおける「包摂」 : 学校を中心とする教育圏の変容
国際的なインクルーシブ教育の潮流を社会主義国家ベトナムはいかに受容したかーその独自性を浮かび上がらせる! 国連における障害者の権利に関する条約(2006)の採択以降、各国の教育現場では障害のある子どもたちの「包摂」が制度化されるようになった。本書は、こうした国際的な要請を独自のかたちで受容したベトナムで展開される、障害のある子どもを対象とした教育「和入教育」の理念・制度と、学校内外における多様な教育実践を、綿密な現地調査に基づき分析する。障害のある子どもを対象とした教育の「包摂/排除」二元論からの脱却、そして「包摂」の実践レベルにおける複数性を明らかにした気鋭の研究! はしがき 序 章 第1章 ベトナムにおける包摂の受容ー教育移転からみた制度形成に焦点をあててー 第2章 社会主義の教育をめぐる権利と義務ー和入の先にみる地域社会に着目してー 第3章 教員のもつ「教育的な望ましさ」に関する考察ー和入教育における留年を手がかりとしてー 第4章 ベトナムにおける民営センターの展開ー公共性からみた課題に焦点をあててー 第5章 学校を中心とする教育圏の変容 終 章 引用・参考文献/あとがき/索引
- 出版社
- 東信堂
- 発売日
- 2026-02-01
- ISBN
- 9784798919973
