ぼくらは回収しない
大倉崇裕 大崎梢 米澤穂信 三選考委員、賞賛! 新人賞二冠達成 第7回ほんタメ文学賞[たくみ部門2024年上半期]受賞 大胆なトリックと繊細な心理描写の融合。 本格派の俊英による、話題の独立短編集。 著者と同じ東京大学出身、ミステリ作家各氏から絶賛とエール! W受賞で二つの個性を示す。 或いはダークな剛腕を、ここには多彩な色彩を。--阿津川辰海 回収されないものに核心が潜む。 (推理の先)を射抜く新たな才能。--市川憂人 謎解きと人間ドラマの刹那的かつ必然的な融合に 幾度となく魅せられた。--辻堂ゆめ 数十年に一度の日食が起きた日、名門大学の学生寮で女子学生が亡くなった。密室状態の現場から自殺と考えられたが、小説家としても活躍し、才気溢れる彼女が死を選ぶだろうか? 孤高の存在だった彼女と理解し合えないまま二度と会えなくなったことに思い至った寮生たちは、独自に事件を調べ始める。第19回ミステリーズ!新人賞受賞作を含む五編を収録。新鋭による鮮烈な短編集。解説=法月綸太郎 ■収録作品 「街頭インタビュー」 SNSで起きた炎上騒動に姉が巻き込まれて困っている。 クラスメイトから相談を受け、ぼくは調査を始めるが……。 「カエル殺し」 お笑いの大会で優勝した夜、先輩芸人は転落死した。 人生で絶頂の夜に、いったいなぜ? 「追想の家」 亡き祖父の家に遺品整理で訪れたおれは、 祖父の書斎にまつわる謎に直面した。 「速水士郎を追いかけて」 サッカー部の部室で盗難事件が起きた。盗まれたのはボールやビブスなど、 一見価値のないものばかり。さらに翌朝には校庭の隅に捨てられていて……。 「ルナティック・レトリーバー」 数十年に一度の日食が起きた日、名門大学の寮で女子学生がなくなった。 才気あふれる彼女の死に疑問を抱いた寮生たちは、独自で調査を始める。
- 出版社
- 東京創元社
- 発売日
- 2026-05-01
- ISBN
- 9784488407315
