
銀
◆第二句集 半日を雪解しづくの檻のなか 激しい雪解しずくの音が、本格的な春の到来を告げるかのように思わせる檻。 このように俳句表現の多様化が見られ、独特の句境がさらに広がった。 (帯より・鷹羽狩行) ◆自選十句 銀の川銅の麦畑 そのかみの風吹く夜の牡丹園 教室に投げ出されたる素足かな ががんぼやカタカナ飛んで来るごとく 庭のもの絡まりあひて秋を待つ 十三夜ことばあたためをりにけり 冬来る懈怠に鞭を入れるべく 着膨れの中は餅肌かも知れず 革ジャンパー脱ぎてやさしきことを言ふ 哀歓の数の毛玉や古セーター
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2018-04-04
- ISBN
- 9784781410296
