
忘却の引揚げ史 泉靖一と二日市保養所
戦後日本の再生は、ここから始まる。 いわゆる戦争問題は、本土大空襲、原爆、沖縄戦を中心に語られることが多い。さらに、戦後史の重要問題として、「敗戦後の引揚げ」があるが、この問題はほとんど研究対象にならず忘却されてきた。 本書は、戦後最大の戦争犠牲者=引揚げ者の苦難のうち、大陸でソ連軍等から性暴行を受けた日本の女性たちを救護(中絶処置、性病治療)し、戦後を再出発させた人々に光をあてた労作。さらに、その中心人物で、〈災害人類学〉の先駆者・泉靖一を再評価する。
- 出版社
- 弦書房
- 発売日
- 2017-07-21
- ページ数
- 340ページ
- ISBN
- 9784863291553
