
ブライアン・メリマン『真夜中の法廷』
「アイルランドのオルフェウス」 「18世紀文学のもっとも独創的な傑作」──シェーマス・ヒーニー 知られざるアイルランド語文学史上の傑作を、原詩からの本邦初訳でおくる。 18世紀末、アイルランド語詩の伝統が衰えゆくなかで、アイルランド語で書かれた幻想的パロディ──ブライアン・メリマン(1750頃-1805)の『真夜中の法廷』。 アイルランドのノーベル文学賞詩人シェーマス・ヒーニー(1939-2013)は、『真夜中の法廷』を「18世紀文学のもっとも独創的な傑作」として「世界文学」のなかに位置づけ、メリマンを「アイルランドのオルフェウス」と高く評価した。 本書は、『真夜中の法廷』の日本語訳とともに、英語による文法解釈、メリマン論を集約した類例がない貴重な内容となっている。 ◉あらすじ 7月のある夏の日、アイルランド西部クレア県で「妖精の法廷」が開かれる。 裁判を司るのは「妖精女王イーヴァル」。 結婚できないアイルランドの状況を嘆く若い女(原告)と、若い妻の不倫を糾弾する老人(被告側証人)。 「被告」として出廷させられた「詩人」の前で繰り広げられる「真夜中の法廷」とは──。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2014-11-25
- ページ数
- 344ページ
- ISBN
- 9784779120589
