小さく、低く、ゆっくりと
韓国を代表する詩人、アン・ドヒョン 日常のなにげない風景から、人と世界をみつめたエッセー集 「文を読んで書くこと、それはこの世と恋愛することではないか」とアン・ドヒョンさんはいう。しかも「心だけでの恋愛、手先だけでの恋愛を私は警戒する」と。 詩人の目で捉えた世界が、日常が、ゆったりと静かな風景の中を過ぎる。「尹東柱と福岡」「淋しがろう」「冬の希望」「私と靴の関係」「悲しい詩」など、詩人のやさしさが読む人の心を温かく包む。 詩人の心が大切にされ、多くの読者を確保し続けている韓国の文学的風土の豊かさが伝わり、透明でさわやかな風が吹き過ぎていく。これを読んだ人はきっと韓国に行ってみたくなり、詩人と同じ情景に浸ってみたいと思うに違いない。
- 出版社
- 書肆侃侃房
- 発売日
- 2005-07-23
- ページ数
- 120ページ
- ISBN
- 9784902108187
