小さな学校、大きな共創 : 内発性が紡ぐ韓国の教育エコシステム
熾烈な学歴競争社会の陰で息づく、地域協働による学びの新たなかたち。 加速度的な少子化が進む韓国では、学歴競争を勝ち抜くべく大都市一極集中により、小さなマウル(村落共同体)の学校が存亡の危機に追いやられている。小規模学校の統廃合により、1982年以降で約4000校もの学校が廃校となった。本書は、地域ごとの政策や制度という枠組みの中で、存続をかけ試行錯誤される小規模学校の取組み事例分析を通し、自然豊かな環境や地域社会との協働を活かし新たに小規模学校が生み出した教育的価値を照射する。「教育」が学校内にとどまらずに地域社会へと拡がる諸相を捉え、地域づくりの新たな視座をも示した一冊! まえがき 序 章 韓国の小規模校の内発的学校づくりと地域づくり概観(尾崎公子) 第1章 農村小規模学校への中央・地方政府の財政支援(崔浚烈) 第2章 教育予算から見える地域づくり・学校づくり(名達和俊) 第3章 条件不利地域の学校教育活性化(閔丙盛) 第4章 地域消滅危機下の「小さな」学校の持続可能性(梁炳贊) 第5章 教育エコシステム構築に向けた取組み(肥後耕生) 第6章 社会的協同組合とオルタナティブスクールによる水平的連携の未来像(尾崎公子) 補 論 教育を通じて地域を創る・地域を通じて教育を創る あとがき/索引/執筆者一覧
- 出版社
- 東信堂
- 発売日
- 2026-02-01
- ISBN
- 9784798920221
