
地球謎解きの旅
研究対象で区分すると、自然科学は生き物を対象とする生物学と、無生物学を対象とする地学に区分される。自然科学と聞いて、物理学や化学、数学を思い浮かべるが、それらは自然物ではなく、科学研究するために人間が考案した道具である。なので、物理や数学が苦手でも自然に親しむことはできる。この観点から、日常生活のなかで得られた経験則や感性で、6つの地球の謎を解き明かしていく。6つしか地球の謎がない、のではなく、これは謎に向き合ったときの考え方のヒントでもある。謎解きをぞんぶんに楽しんでもらいたい。 「地球謎解きの旅」執筆にあたって 序章 地球科学独説「芝の不整合」 地質学説の確執と想定外の大地震 ……… 1.地質学と地震学 ……… 2.芝の不整合のあけぼの 2-1 学会の民主化と大学紛争 2-2 深夜の地下室での秘儀 2-3 整合と不整合 2-4 研究発表会場の罵声 ……… 3.放散虫革命 3-1 銭子が肝心 3-2 テーブルクロスと付加体 3-3 ベッコウ飴の目抜き 3-4 NOMの力 ……… 4.応用地質学と地球史 4-1 地球を知るということ 地球謎解きの旅 1つめの謎 太平洋と大陸の面積が等しい 1 広島土産の風船ようかん 2 パンゲアと太平洋の海岸線 3 全大陸の面積と太平洋の面積 4 待てば解路のお菓子あり 2つめの謎 岩を握り潰す 1 地殻内地震の深度 2 地球の構成 3 岩石の強度試験 4 地殻の強度 3つめの謎 津波の到達する時間 1 大津波到達時間の比較 2 小説『日本沈没』 3 日本列島の地質構造 4 東北日本外帯は三陸沖の海底 5 東北日本の変形 6 アイソスタシー検討 4つめの謎 日本列島の四の字固め 1 四の字固め 2 大西洋中央海嶺 3 ステレオ投影法 4 地球の2大断層 5つめの謎 北極上空から見た大陸移動 1 視点を変える 2 ウエゲナーのパンゲア 3 プレートの移動とパンゲアの分裂 4 日本列島の軌跡 6つめの謎 鍋の味噌汁とマントル対流 1 味噌汁は冷えるのにマントルは冷えない? 2 エネルギーの転換 3 プレートの移動と発熱 4 マントル対流と層構造の形成 5 マントル対流と味噌汁 あとがき
- 出版社
- ヴィッセン出版
- 発売日
- 2025-11-05
- ページ数
- 112ページ
- ISBN
- 9784908869280
