
朝鮮通信使と彦根
滋賀県の野洲で中山道と分かれて彦根に至る道は、朝鮮通信使一行が往来した道として、地元では今も「朝鮮人街道」の名で呼ばれている。けれど、「使行録」(朝鮮側の公式の旅行記録)に、くり返し彦根の地に対する称賛の言葉が記されていることは、あまり知られていない。行き届いた“おもてなし”の背景には、徳川将軍家光のブレーンとして朝鮮通信使の成功に向けて尽力した彦根藩主・井伊直孝による、こと細かな指示があった。初紹介の史料も駆使し、「陸路中の第一」と讃えられた彦根における日朝交流の具体像に迫る。
- 出版社
- サンライズ出版
- 発売日
- 2019-03-31
- ページ数
- 174ページ
- ISBN
- 9784883251940
