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英文翻刻・注釈版 駐日英国公使パークス・英国外務次官ハモンド往復私信 幕末期編

英文翻刻・注釈版 駐日英国公使パークス・英国外務次官ハモンド往復私信 幕末期編

RobertMorton, 編著佐野真由子

初代英国駐日公使オールコックの後任として1865年に来日したサー・ハリー・パークスは、駐日英国公使・大使として今日まで最長となる18年間その職を務め、幕末・維新期の日本と西洋の最前線で活躍した最重要人物の一人です。アーネスト・サトウ、アストン、ミトフォードといった優秀な書記官を部下にもったパークスは、幕府内外から広く情報を収集、中立を保ちながらも、薩長や討幕側と通じることにより新政府の樹立に影の指導力を発揮、英国からの強い影響のもとで明治日本が始動することになります。  本資料は、そのパークスが英国外務省高官らとで交わした非公式な書簡類を翻刻出版するシリーズの第1巻で、英国公文書館に所蔵されている、当時の外務事務次官エドムンド・ハモンドとで交わした幕末期の往復書簡全点を収録、さらに一部関連文書中の書簡も補足、編者による詳しい注釈を付しています。(英国公文書館の該当資料ファイルは「ハモンド文書」として知られますが、この文書については佐野真由子氏の推薦文をご参照ください。)  パークスは外務省宛の公式報告とは別に、信頼する高官ハモンドへ数多くの私信を送り、その時々の個人的な意見や気持ちを率直に伝えています。その内容は日本国内の政治状況や展望、政治家の人物評といった政治・外交問題から、日本での生活から受けるストレスといった私的なものも含まれ、ハモンドは誠実にそれらに返信しています。  公的な資料とは異なる外交史の側面に加え、後に日本アジア協会の会長も務めるパークスの日本や日本の近代化に対する様々な思いもここから読み解くことができる貴重な資料です。 明治150年を迎える今日、幕末・維新史、日英外交・交流史研究に新たな視座をあたえる本書簡集を是非今後の研究・教育に利用ください。

出版社
エディション・シナプス
発売日
2018-10-25
ページ数
220ページ
ISBN
9784861662065

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