
疫学・生物統計学 最後の入門書
本書は,疫学・生物統計学の基礎を対話形式と豊富な図解で解き明かす入門書です。 変数の尺度,検査の感度・特異度,誤差と交絡,相関と回帰,研究デザインーー医学研究を計画・実施し,論文を読み解くうえで欠かせない概念を,「なぜその考え方が必要なのか」という根本から整理しています。知識の羅列ではなく,思考の筋道を伝えることに重点を置いた点が,本書の核心です。 想定読者は幅広くなっています。日常的に論文を読む医療者,臨床データを扱う医師や研究者,統計の壁にぶつかっている大学院生ーーそのいずれにとっても,本書は「なんとなく知っている」段階から「根拠を見極めて理解する」段階へ移行するための,実践的な足場になります。 入門書を何冊読んでも腑に落ちなかった,という経験はないでしょうか。本書はそういう人のために書かれた,文字どおり「最後の入門書」です。 第1章 データの記述 1. 変数の尺度 2. 比・割合・率 3. 要約と分布 第2章 検査の指標・効果の指標 1. 検査の指標 1 (感度・特異度・PPV・NPV) 2. 検査の指標 2 (ROC曲線・尤度比) 3. 効果の指標 1 (リスク比・オッズ比) 4. 効果の指標 2 (率比・ハザード比) 第3章 誤差・検定 1. 誤差 2. 交絡と交互作用 3. 区間の推定 4. 仮説検定 第4章 分析・解析 1. 相関と回帰 2. 解析手法の一般化 3. 重回帰分析による変数の調整 4. 生存時間解析 1 (生存曲線) 5. 生存時間解析 2 (ログランク検定・Cox回帰) 第5章 研究デザイン 1. 地域相関研究・時系列研究・横断研究 2. コホート研究・症例対照研究 3. ランダム化比較試験
- 出版社
- ライフサイエンス出版
- 発売日
- 2026-04-23
- ページ数
- 384ページ
- ISBN
- 9784897755144
