
エミール・ゾラの仕事場
オリヴィエ・ロンブローゾ, 小倉孝誠, 安達孝信, 野田農, 實谷総一郎
19世紀自然主義小説の最高峰、ゾラの一連の作品群はどのように創造されたのか? パリやメダンでの執筆環境の構築、ジャーナリズムでの毀誉褒貶、大学への受容の歴史、作品構想の調査ノート・準備資料や手稿にもとづく物語の生成研究、さらに現代のデジタルアーカイヴの発展まで、すでに一つの世界をなすゾラ研究の過去/現在を一望する。現代の文学研究を牽引する著者の初の日本語訳。 凡例 用語解説 ゾラの主要作品リスト まえがき 第一章 創作の場 1 貧しい青年のテーブル 2 パリ横断 3 メダン……二つの塔 4 亡命を遠ざける 5 写真家の部屋 第二章 アーカイヴ世界の歴史 1 例外的な遺産 2 グット=ドール街からパンテオンへ 3 大学での研究の黎明期 4 創造の小道 5 デジタル化した仕事場、基礎工事から仕上げまで 第三章 連作の胎内へ 1 ビッグバン──『ルーゴン=マッカール叢書』の「起源の手稿」 2 民族誌家から小説家へ 3 徐々に進む粗筋制作 4 「第三のゾラ」、創作現場へ 第四章 仕事場の経験を活かして 1 小説家の知的権威 2 仕事場の改善 結 論 訳者あとがき 原 注 文献一覧
- 出版社
- 法政大学出版局
- 発売日
- 2026-08-27
- ページ数
- 268ページ
- ISBN
- 9784588011948
