エンブレムとバロック演劇
西欧図像学の源流となり、古代から中世にいたる記憶の集積回路となった、ルネサンスに成立するエンブレムが、続くバロック時代の視覚の劇場で演じられるドラマの登場人物や舞台美術のアーキタイプとなっていく。そこで演じられたのは、愛と死のはざまに生きる美女たちの快楽に満ちた悲劇的な運命であった。本書は、エンブレムという寓意表象の基本的な位置づけからその演劇的(=文学的)かつ視覚的な応用にいたる、このジャンルの世界的な名著、基本文献である。
- 出版社
- ありな書房
- 発売日
- 2002-05-28
- ページ数
- 312ページ
- ISBN
- 9784756602732
