
演劇をほどく
舞台の上には、あなたがいる だから、舞台だ! 演劇は、社会を映す。自分を映す。 何気ない日常のきらめきを映す。 SNS で「つながっている」。ほんとう? 演劇は、俳優、スタッフ、観客が、同じ時、同じ劇場にリアルに集まらないと始まりません。スマホの電源を切るようにお願いされる、今どき不便で非効率的な芸術です。 でもオンラインでは得られないライブならではの感動があります。 人とのつながり、社会とのつながりを体感できる - だから、舞台!なのです。 そんな演劇の価値について、読者のみなさんと一緒に考えたくて、この本を書きました。 はじめに - スマートフォンをオフにして 1章 大人のリセット 1 舞台から差し出された手 2 演劇という鏡が映すのは? 3 大人のリセット 幕間1 演劇とお笑いは社会への「ツッコミ」 2章 子どもの起動 1 子どもと冒険 2 体育館が劇場に 3 子どもの居場所は大人の居場所 幕間2 中津江村と読谷村で出会った子ども 3章 演劇を教えない演劇教育 1 演劇を教える演劇教育 2 演劇を教えない演劇教育〜ドラマ教育 3 ワークショップ にほんごであそぼう! 幕間3 不自由な大人が演劇を楽しむために 4章 街と劇場 1 みんなの劇場=公共劇場 2 なくなる劇場とうまれる劇場〜東京 3 なくなる劇場とうまれる劇場〜大阪 幕間4 劇場ではない、演劇の場所 5章 演劇をどうする? 演劇でどうする? 1 楽しむ演劇 2 極める演劇 3 つながる演劇 4 ひろがる演劇 5 演劇ってお金にならないよね 幕間5 「play」と「戯」 6章 演劇を身近に〜「町中華」と「町演劇」 1 「高級演劇」と「町演劇」 2 チケット代が上がってきたけど下がってきた? 3 進む「町演劇」と「高級演劇」の二極化 4 演劇を贈る 幕間6 ショッピングモールと指定管理者制度 7章 災害と演劇〜文化は見えない備蓄 1 人と人のつながり=ソーシャル・キャピタル 2 ソーシャル・キャピタルは演劇の得意分野 3 「国境なき劇団」と見えない備蓄 幕間7 流木だけが転がった舞台 終章 開演を待ちながら おわりに - 今もどこかの劇場に座っているあの人へ
- 出版社
- 水曜社
- 発売日
- 2026-06-25
- ページ数
- 180ページ
- ISBN
- 9784880656021