
フィッツジェラルドと短編小説
“短篇小説家”としてのフィッツジェラルド像に迫る! 従来、フィッツジェラルドの短編創作は、 パーティや海外旅行という派手な生活費稼ぎのための 濫作と見なされていた。 そして、この濫作がなければもっと質の高い長編小説も 書けただろうといった批評が主流だったが、 本書では、短編小説こそ、 『グレート・ギャッツビー』や『夜はやさし』といった 傑作長編に役立っていたことを解明する。 さらに、フィッツジェラルドの創作意欲に刺激を与えた ゼルダ、アルコール中毒で書くことが出来なくなった作者を 甦らせたハリウッドのシナリオライターの体験、 青少年時代を過ごした中西部セント・ポールでの体験が いかに短篇創作に影響を与えたかを捉える。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-02-23
- ページ数
- 296ページ
- ISBN
- 9784779122057
