
フジタからはじまる猫の絵画史
藤田嗣治、岸田劉生、木村荘八、熊谷守一、猪熊弦一郎…… 画家たちが愛し、見つめ、えがいた猫、300匹超。 洋画家たちは実に多彩な猫の絵をえがいてきた。しかし実は、「猫」は西洋ではあまりえがかれてこなかったモチーフで、それが洋画家たちの間で人気の主題となった背景には、パリの日本人画家「フジタ」の存在があったーー。 本書は、日本と西洋の伝統の間で悩み、新たな道を模索した画家たちによる作品を通じて、近代日本の「猫の絵画史」を辿る試みである。 藤田嗣治にとっての「猫」 Chapter1 「フジタからはじまる猫の絵画史」、その前史 フジタ以前の西洋絵画の猫 フジタ以前の日本絵画の猫 Chapter2 フジタの猫の絵の変遷 1923 -1924 「フジタの猫」の誕生 1929 -1939 「猫の画家」のイメージ作り 1940 -1960’s 「猫の画家」の戦争と平和 Chapter3 フジタ以降の猫の絵 日本と西洋のあいだでえがく猫 猫を愛する自分をえがく 猫の野生をえがく もう一人の「猫の画家」── 猪熊弦一郎 Column 日本の近代彫刻と猫 「フジタからはじまる猫の絵画史」関連年譜
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2025-09-29
- ページ数
- 168ページ
- ISBN
- 9784480874191
