
フランスにおける憲法裁判
フランスの憲法裁判の特異性と普遍性を、比較法的見地からわかりやすく説明した好著。フランスでは2008年の憲法改正によって、長い間の懸案事項であった、法律の違憲の事後審査制、すなわち市民が通常の裁判の中で法律の違憲を訴える事ができる審査制が導入された。本著は、まずフランスの違憲審査の歴史をたどり、新しく導入された事後審査制の手続を説明、さらに憲法裁判官の任命のあり方、違憲審査基準、権力分立の中における憲法裁判の位置づけと役割、憲法裁判の立法過程や議会に対する影響力などを詳述する。豊富な資料もそえられており、フランスの憲法裁判の全体像をつかむ事ができる。
- 出版社
- 中央大学出版部
- 発売日
- 2015-03-31
- ページ数
- 376ページ
- ISBN
- 9784805705988
