
フッサールにおける超越論的現象学と世界経験の哲学
私たちは世界をどのように経験し、知り、生きるのか。いや、そもそも「意識ならざるもの」が「ある」とはどのようなことなのか。 近代認識論的哲学の問題意識が背後に迫りくるなか、フッサールは独りひたすらに自らの現象学を彫琢していった。志向性理論と意味理論の展開、現象学的方法の理念、そして観念論。出発点となった『論理学研究』から『イデーンI』にいたるフッサール現象学の軌跡をたどり、意識ならざる世界の「存在」を「現象」から理解しようとしたフッサールの思索が描き出す「世界経験の哲学」を明らかにする。
- 出版社
- 東北大学出版会
- 発売日
- 2015-01-15
- ページ数
- 338ページ
- ISBN
- 9784861632495
