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二つの道徳

二つの道徳

ジェラール・ベンスーサン, 影浦亮平

道徳の困難は、一方に対面的な二者関係の領域(エロスや友愛)があり、他方に複数的で多様な(政治的で法的な)人間関係の領域があって、両者に根本的な異質性が存することにある。本書はこの「二つの道徳」の違いを見据えつつ、カントやニーチェ、レヴィナスとの終わりなき対話を通じて、正義や許しなどの主題を掘り下げる。『メシア的時間』に続く待望の邦訳、日本語版オリジナルの序付き。 日本語版への序 キアスム カントの立場 尊敬、道徳感情 どのように道徳的に行動するか 道徳と相互性 愛と友情と道徳性 カントの立場 ⑵ 他者、同胞 道徳の深淵とめまい ニーチェの立場 価値の創造 誠実さ 不誠実さ ニーチェの立場 ⑵ 力強い──(または力の)──感情 幸福、道徳、経験 道徳の場所論と経験 二人関係の優位性 道徳経験は経験ではない 歓待、根本的な両義性 歓待の道徳の二重体制 愛は愛する 愛によって許す 悪は考える 暴力について 弱さの人物像 批判的モデル 私が殺したいと思うことができるもの 実践的基準 訳者あとがき 注 人名索引

出版社
法政大学出版局
発売日
2026-01-27
ページ数
232ページ
ISBN
9784588011924

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