普通の景観・考 : サステナブルな町の姿
どこにでもありそうな景観だけども、こよなく愛おしく感じることは体験上よくある。高度経済成長期が始まるころまで、各地の都市に見られた一般的な景観、いわば「普通の景観」が、どんどんなくなってきた。その頃の景観は自動車交通や高層ビルに乱されることなく、ヒューマン・スケールのものであり、空気のように存在していた。それに気がついて、その大切さを述べた主張も多数あるし、その再評価も世界中で起こっている。本書で扱うのは、そうしたおおむね高度経済成長期までに既成市街地に見られた景観だ。普通のものが貴重だという謎に挑みたい。
- 出版社
- 西山夘三記念すまい・まちづくり文庫
- 発売日
- 2023-10-01
- ページ数
- 46ページ
- ISBN
- 9784909395122
