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『源氏物語』享受史の研究

『源氏物語』享受史の研究

小川陽子

『源氏』は以後の人々にどのように受けとめられたのか? 〈あるべき『源氏物語』の姿〉を追求するにあたって、〈創作〉という形をとった、『源氏』享受資料中特異な存在である『山路の露』と『雲隠六帖』。『源氏』の続編とも言うべきこの二作品を、伝本の問題を中心に解読する。また近世期『源氏物語』はすでに五十四帖という枠組みが出来ていたにもかかわらず、なぜこの二作品で、それを打ち崩すような出版が行われていたかなど、『源氏』享受史のなかの続編二作品の位置付けを目指す書。 『山路の露』と『雲隠六帖』の校本を収録。 (『雲隠六帖』は著者が発掘した堀田文庫蔵本を底本とした) 複雑で多様な中世『源氏』享受の実態を探る。

出版社
笠間書院
発売日
2009-03-14
ページ数
700ページ
ISBN
9784305704696

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