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銀山に灯り、徳良湖に颪 : 2020~不条理の世界に生きた人たち

銀山に灯り、徳良湖に颪 : 2020~不条理の世界に生きた人たち

西村誠

「正義」と「不安」がぶつかる世界で、誰もが揺れながら生きていた。 銀山温泉の老舗旅館、福祉施設、学校、東京の夜の街ーー それぞれの場所で、日常が静かに軋みはじめる。 コロナ禍がもたらした不条理は、分断を生み、平穏な日々を少しずつ変えていった。 それでも人は生きていく。“決断”に揺れる人の心を、静かなユーモアで照らし出す。 卒業式が消えた春。温泉街から人影が途絶え、福祉施設ではクラスターが発生する。 社会の空気が一変し、仕事も暮らしも昨日までの「普通」が通用しなくなるなか、人は何を守るのか。 立場も境遇も異なる人々の視点を通して、失われたものの大きさと、それでも残るぬくもりを描き出す群像ドラマ。 主な登場人物  緒言  私は金魚  1 憂いの卒業式  2 歴史も冒される  3 とにかく明るい男  4 分断  5 ルビンの壺  6 白と紫 7 居場所  8 喜びが集う場所  9 助け合い 10 爆弾  11 紫紺の数珠  12 不条理な災厄 13 議場の叫び 14 未来へ  最終章 〜銀山の風に吹かれて〜

出版社
幻冬舎
発売日
2026-06-01
ISBN
9784344699151

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