午後の椅子 岡本眸句集岡本眸温めるも冷ますも息や日々の冬 花種を蒔き常の日を新たにす 青蘆に古沼の照の押しわたる 幼きへ木の実わかちて富むごとし きのふより今日枯深し飯白し 覚めてまだ今日を思はず白障子 浮氷見てゐる自由時間かな 子の部屋へクレヨン借りに秋の蝉 子探しに似て黄落の木より木へ ひらとYシャツ葉桜の昼餉どき 薔薇咥へけり一輪をさらに剪る 身を包む紺の深さも帰燕以後 初電車待つといつもの位置に立つ 川幅に水が窮屈きんぽうげ出版社ふらんす堂発売日2006-12-01ページ数184ページISBN9784894028852読みたい読書中読んだ詳細はこちらからAmazonで見るシェアする