
灰色のミツバチ
仕事を辞め、妻に去られ、養蜂家になったセルゲーイチと、 いまは何をしているのかわからない、犬猿の仲だった幼馴染パーシャ。 狙撃兵と地雷に囲まれ、誰もいなくなった緩衝地帯《グレーゾーン》の村に暮らし続ける中年男ふたり。 電気も途絶え、食料も足りず、砲撃も次第に頻繁になってくる。 激化してゆく紛争下のドンバス地方を舞台に、飄々としたユーモアで描く物語。 春が来て、やがてミツバチたちが目覚めたとき、 意を決したセルゲーイチは旅に出る。 ロシア占領下のクリミアを目指して──。 全米図書批評家協会賞ほか受賞。ウクライナの国民的作家が戦禍のもとで書き続けた新長編。
- 出版社
- 左右社
- 発売日
- 2024-09-30
- ページ数
- 464ページ
- ISBN
- 9784865284355
