白昼夢の青写真3
世凪を救うために潜る、最後の夢。中年教師の有島は小説家の道を諦め、間延びした日々を送っていた。ある日彼は自らに筆を折らせ、早逝した天才作家の娘──波多野凜と出会う。娘を顧みず父が没頭した小説の価値を信じられない、孤独な生徒。「先生の書いた物語が読みたい」という凛の言葉で、有島は彼女の父を題材に小説を書くことに。学校、凜の父の元仕事場、そして凜の部屋を行き来する不思議な生活が始まるが──「先生は、大人ですか? 甘えても、いいんですか」深まるこの関係の名前は何なのか。この日々は救いか、あるいは過ちか。対照的な二人が孤独で繋がる、歪で純粋な恋物語。
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2026-10-01
- ISBN
- 9784041177907
