
ホロコーストを生き抜く
ホロコーストに関する回想記や研究書は 多数あるなかで、本書は異色の一冊である。 生まれたばかりの乳飲み子を抱えた一人の母親が 「死に神を騙し抜いて生き延びた」話をことあるごとに 娘に語り続けた。 確執と絆の複雑に絡み合う戦後の母娘生活…… 本書は著者イレーナの個人史の中で描き出される 母親の言葉を通して描き出された “記憶に留めるべき悲劇の時代”の証言である。 また、ワルシャワ大学で日本語と日本文化を学び、 オックスフォード大学とシェフィールド大学で 日本語と日本文学を教える教師である著者の、 ある意味では日本人への“歴史認識”についての メッセージでもある。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2018-03-08
- ページ数
- 445ページ
- ISBN
- 9784779124280
