星と祭
琵琶湖で娘を亡くした父親が、ヒマラヤでの月見や、湖岸の十一面観音をめぐるうちに心の平安を得ていく物語。今に続く、「観音ブーム」の源流、「聖地巡礼」の先駆けとも言えるこの小説は「遺体のあがらない死」という非常に現代的なテーマを取り扱った作品でもある。突然訪れる大切な人の“もがり”の時間をどう過ごせば良いのか。芥川賞作家の井上靖が、現代人へ伝える「愛する人の弔い方」。舞台となった近江・観音の里の住民たちによる復刊運動を経て出版。 僧院/湖心/歳月/宝冠/風/ヒマラヤ/月/野分/桃と李
- 出版社
- 能美舎
- 発売日
- 2019-10-20
- ページ数
- 636ページ
- ISBN
- 9784909623027
