
法と経済
第Ⅰ部「法と政治編」では、災害復興のための法学・政治学の課題について、東北大学大学院法学研究科と公共政策大学院の研究者が現状分析と提言を行う。今回の大震災で私たちは政府や自治体の活動に大いに助けられた。特に災害復旧、人命救助に当たられた自衛隊、警察、政府・自治体の職員の方々には、本当に心からの感謝を申し上げたい。その一方で、政府・自治体の機能が一部不全であったことも事実である。第Ⅰ部では、そのような視点からの現状分析と提言を内容としている。 第Ⅱ部「経済と経営編」は、人々の暮らし、生活の復興に軸足を置き、専門家や地域の企業、産業界が復興支援についてのアイデアを出し合ったシンポジウム、トークインを基としている。東北大学大学院経済学研究科と会計大学院は、これまでも地域の産業界との間で多様な連携事業を実施してきたまた、会計大学院協会は、新日本有限責任監査法人の支援を受け、震災復興シンポジウムを仙台で開催し、東北大学会計大学院がその運営を担当した。 被災地の人々は、いま力強く前進している。本書は、そういう人々へのエールであり、被災地の人々とともに、この災害を乗り越えていくことの決意のあらわれである。多くの方々にご高覧いただければ幸いである。
- 出版社
- 東北大学出版会
- 発売日
- 2013-02-10
- ISBN
- 9784861632037
