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評伝 金史良

評伝 金史良

安宇植

光の中に早く出て行きたい——日本の植民地支配下にあって、民族的抵抗の道を歩んだ若き朝鮮人作家の軌跡! 金史良は植民地朝鮮の平壌に生まれ、旧制佐賀高校、東京帝国大学文学部に学び、民族主義作家に成長、小説「光の中に」が芥川賞候補となる。その後、苛酷な文学的状況のなかで民族的抵抗への情熱を文学に昇華させる苦闘を強いられ、自由を求めて中国抗日地区へ脱出。1950年に勃発した朝鮮戦争の砲煙のさなか、祖国の山野で36歳の生涯を閉じた。本書は、南北朝鮮でいまだ評価の定まつていない金史良の苦脳深き内面と多彩な行動を掘りおこし、時代とひとつの魂の相剋を見事に描き出している。

出版社
草風館
発売日
1983-06-01
ページ数
278ページ
ISBN
9784883230495

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