
遺伝子には何ができないか
<遺伝子観の見直しを迫る意欲作> 21世紀に入ってのバイオテクノロジーの発展はすさまじく、遺伝子についての研究成果(ヒトゲノム)が、株式市場の巨額の資金を動かすまでになった。 しかし本書の著者は、遺伝子のみが生命体を形づくる唯一の源ではない、と強調する。遺伝子の突然変異と直腸がんの関わりは、15%しか突き止められていない。特定の病気や一般に生命体の秩序は、遺伝子ですべてが決定されるわけではなく、そのつど臨機応変の細胞や細胞同士の行動によって形づくられるという。 細胞内の働きなど最新の分子生物学の成果をもとに、遺伝子やゲノムについての通念を根底から覆す最前線の考察。
- 出版社
- 青灯社
- 発売日
- 2008-02-01
- ページ数
- 347ページ
- ISBN
- 9784862280190
