
移動と社会規範
アフリカの街を疾走する、おびただしい数のバイクタクシー。一見カオスで危険な交通手段は、どのようにして社会の〈インフラ〉として機能し続けてきたのか? 乗客輸送のみならず、物品の配達から高額な売上金の銀行預け入れまで請け負う運転手たち。客待ち場所「ステージ」での自主的な組織「委員会」による統制。運転手の「熟練度」を測る現地の規範。そして、顧客が運転手を値踏みするために行う「テスト」。 ウガンダでのフィールドワークから、運転手と乗客のあいだで〈信頼〉が築かれるメカニズムに迫る。 第1章 序論 第2章 先進国と発展途上国でのパラトランジットの普及 第3章 バイクタクシーとは 第4章 調査地の概要と調査方法 第5章 バイクタクシーと行政、政治との関係 第6章 ボダ・ボダの多様な輸送サービスを支える職業意識 第7章 ステージを中心としたバイクタクシー:商人との関係 第8章 信頼関係に応じたボダ・ボダ運転手の使い分け 第9章 ボダ・ボダ運転手の自主組織と集団規範の形成 終章 おわりに 参照文献 索引
- 出版社
- 春風社
- 発売日
- 2026-02-10
- ページ数
- 266ページ
- ISBN
- 9784868160687
