
一句頂一万句
著者の最大の代表作にして、 中国で最も権威ある文学賞の一つである 茅盾(ぼうじゅん)文学賞受賞作! 「出延津記」「回延津記」の全後篇で 70年の歳月を隔てて描かれる大河ドラマは、 中国でテレビドラマ化、 2016年11月には映画も公開されるほどの人気作品。 原タイトル『一句頂一万句』は、 一万句に相当する一句、 つまりは「ひと言の重み」という意味で、 小説中、その「ひと言」が何を示しているのか、 探してみてください。 「前篇の主人公の楊百順こと呉モーゼも後篇の主人公、 牛愛国も妻とは話が合わず、話の合う友人、 あるいは養女、あるいは情人を捜し求めてさすらいます。 他の登場人物たちにとっても話が合う相手を求めることが どんなに難しいことかが描かれています。 人の一生はそういう相手を捜し求める旅なのだというのが 劉さんの言いたいことなのだと思います。 中国の批評家が、この小説は中国人の「千年の孤独」を 描いていると評したのも、なるほどと深くうなずきました。」 (訳者あとがきより)
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2017-08-25
- ページ数
- 583ページ
- ISBN
- 9784779123818
