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ジェームズ・ロード・ボウズ 日本美術工芸関連著作集成 (英文復刻版全5巻+別冊日本語解説) Collected Works of James Lord Bowes on Japanese Art

ジェームズ・ロード・ボウズ 日本美術工芸関連著作集成 (英文復刻版全5巻+別冊日本語解説) Collected Works of James Lord Bowes on Japanese Art

粂和沙, 編集・解説馬渕明子,

19世紀末の英国で、日本美術の蒐集やその紹介に大きな功績を残した、ジェームズ・ロード・ボウズ(James Lord Bowes, 1834-1899)の初めての著作集成です。産業革命期の英国の中心地の一つ、貿易都市リヴァプールの羊毛商として財をなしたボウズは、1867年のパリ万博で目にした日本の展示品から日本美術への関心を持ち、本格的なコレクションを始めたと言われています。横浜と直通航路が開通したリヴァプールという地の利もあり、林忠正、南方熊楠、高橋義雄、加藤高明ら多くの日本人と親交をむすんだボウズは、彼らから得た情報なども使い、生涯に2600点を超える日本の美術工芸品を蒐集します。1888年にはリヴァプールの初代日本名誉領事に就任、1890年に自らのコレクションの展示を目的とする英国初の日本美術館、ボウズ美術館を開館、さらに自宅を日本風に装飾して行った演劇や音楽のイヴェント「ジャパニーズ・ファンシー・フェア」を催すなど、その後半生を日本美術と日本文化の英国への紹介に捧げます。 ボウズは、自身の美術館の手引き書を始め、陶器や七宝に関する研究書など、出版活動も積極的に行いましたが、本著作集では、それら書籍全点を復刻し、また関連資料としてその美術コレクション競売時の売立て目録を収録します。死後、美術館が閉鎖され、コレクション全点は競売され散逸、その大半の所在が今日でも不明なため、彼の活動の全容を知ることは極めて難しくなっています。今回のこの著作集は、ボウズの英国での日本美術の受容において果たした役割を探る上で、大変貴重な資料となりますし、またボウズを通じ、ジャポニスムや19世紀英国と日本の文化接触に関する、新たな研究を展開するための一次文献集としても、広くご利用いただけます。

出版社
エディション・シナプス
発売日
2016-05-17
ページ数
2030ページ
ISBN
9784861661921

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