
「自分探し」の移民たち
2010年、冬季オリンピックが開催されるカナダ・バンクーバー。 日本を脱出し、人生を模索する多くの若者たちがさまよっている―― 語学留学やワーキング・ホリデーなどでこの地に滞在する日本人は年間数千人。そんな彼らを取り巻く、あいまいな「移民」と「一時滞在者」の境界、仕事や異性関係の悩み、孤独、将来への迷いや不安……。海を越えて「本当にやりたいこと」を探す彼らは、いったいどこへ向かうのか。 足かけ8年におよぶフィールド・ワークをもとに、マスメディアで喧伝される海外経験に関する「明るい語り」の陰にある「重い語り」を掘り起こし、現代日本社会、若者の心理・仕事観などを探った労作。海外移住希望者の指針ともなりうるであろう。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2009-10-21
- ページ数
- 342ページ
- ISBN
- 9784779114687
