
自滅する中国
中国を知り尽くした戦略家が戦略の逆説的ロジックを使って、中国の台頭がいかに自滅的なものかを解説した異色の中国論。 2012年11月刊行書の完訳版。 ――中国が経済的に成功した現在でも、戦略的には失敗している現実は 何も変わっていない。 ――中国の政府高官たちによく見られるのは、「外国との間の長年にわたる未解決の紛争は、故意に危機を煽ることで解決できる」という考え方だ。そうすることで強制的に交渉を開始させ、紛争を収めようというのだ。 ――春秋戦国時代の論者たちの狡猾な策略を「古典から賜った至高の戦略の知恵」という誤った考えでは戦略の論理は理解できない。 ――中国が妨害を受けずに世界覇権国になれるのは完全に民主化を果たした時だけなのだが、完全に民主化された中国政府は、いままでとは全く違う目標を追求するようになるのは確実なのだ。
- 出版社
- 芙蓉書房出版
- 発売日
- 2013-07-24
- ページ数
- 370ページ
- ISBN
- 9784829505908
