
人生の住処
19世紀英文学を中心に カトリック精神史を辿り直す独特の学風。 戦後40年間の長きにわたって 上智大学で教鞭を執った英文学者・巽豊彦の遺稿集。 序章 【第一部】イギリス小説の紳士像 【第二部】上智大学とカトリシズム 英文学が示した紳士の条件とオックスフォード運動が 復興した自由教育の理念、そして著者が生涯を賭けて 研究したJ.H. ニューマンの理念は、 昨今の人文学軽視の風潮に対する抜本的な批判をも 秘めている。 【第三部】終の避暑地で 【第四部】ある伝記の試みー父・巽孝之丞 イギリスにおける最良の文化的遺産を 日本的環境にいかに具体的に受容したかを、 避暑地をめぐる随想と家族の評伝で綴る。 英文学正統のアカデミズムとともに カトリック教会のジャーナリズムでも活躍した著者の 多角的な側面が凝縮された本書には、 真の教養人のありうる姿が描破されている。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-11-10
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 9784779122743
