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徐福紀行

徐福紀行

奥田継夫

徐福伝説を追って10年余! “真相=深層”を求めて複雑怪奇な魅力ある中国を歩く。 徐福。BC三世紀。秦始皇帝に不老不死の薬を探しに行くと称し、日本といわれる 蓬莱国へ亡命し、五穀を日本に伝えたとされている。 これは中国の文献からの記述だが、日本の神話はこれを抹殺、五穀の起源を スサノオのエピソードにしている。また、スサノオは高天原から新羅経由で日本に 来て、植林をしたとあるから、イメージとしてスサノオは徐福に重なる。 スサノオは神話の中の出雲の神だが、徐福は『史記』に登場する歴史上の人物 だ。といっても、本家中国でも長い間、徐福は伝説上の人物で、それが事実と 認められたのは徐福村発見(一九八二年)から四年もかかっている。 徐福伝説のおもしろさは、伝説が日本の沖縄から青森まで散在していることと 弥生の初期に当っていることで、五穀が飛躍的に人口増加をもたらす キッカケになったと考えられることだ。 さて、方士徐福とは?

出版社
彩流社
発売日
2012-04-06
ページ数
264ページ
ISBN
9784779117732

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