
15歳が選んだ世界
著者の小島正子(こじま・まさこ)さんは、新潟市在住のフラメンコ舞踊家で、世界で活躍するフラメンコギターデュオ徳永兄弟(徳永健太郎さん、徳永康次郎さん)の母親です。徳永兄弟は中学卒業後、日本の高校には進学せず、フラメンコギターを学ぶため15歳でスペインへ渡り、クリスティーナ・ヘレン財団フラメンコ芸術学校に入学しました。 本書では、兄弟の誕生から幼少期、思春期の進路選択、スペインでの学びと成長、そしてギターデュオとしてメジャーデビューを果たすまでを、家族がどのように支え、生きる道を見つけていったのかを、小島さんのユーモアあふれる温かな文章で綴っています。 父親でありギタリストの徳永武昭さんが「プロにするためではなく、一緒に弾くのが楽しくて教えていた」と語る姿にも象徴されるように、徳永ファミリーの自然体でのびやかな子育てが本書には描かれています。 子どもが自分らしく学び、生き生きと成長していくために、大人はどのように向き合えばよいのか。一家族の歩みを通して、「マニュアル通りでなくてもよい」「好きなことを大切にして生きてよい」と心を軽くしてくれるメッセージが詰まった一冊です。何度でも読み返したくなる、示唆に富んだ家族の記録です。 まえがき Part 1 兄弟誕生 予定日ぴったりに生まれた二人 同じ親から生まれても顔も性格も異なる兄弟 Part 2 幼少期 ヒーローごっこと絵本の読み聞かせ 五歳、三歳で初スペインへ Part 3 小学校時代 親が機転を利かせる 初めてのギターレッスン 兄弟仲が良いのはなぜ? 母・正子、フラメンコへの道 もう一人の師匠 子どもでも本番をたくさん経験させる ゲームと学習塾には頼らない Part 4 中学校時代 親の小言は効力なし 楽器をする子はぐれない 卓球専門誌をボロボロになるまで読みあさり 行きたい高校なんてない 進路を決めるためには レールを降りて自分の道へ Part 5 十五歳でスペインへ 不安でいっぱい でも手を離そう ホームステイから友人との共同生活へ 努力は裏切らない なりたい自分をイメージする Part 6 帰国、日本での本格的活動へ キャラバン活動とアルバム制作 コロナ禍を経て 大人になった子どもたちと良い関係でい続けるために 徳永兄弟年表 あとがきにかえて -家族からのメッセージ 徳永武昭 徳永健太郎 徳永康次郎
- 出版社
- M2カンパニー
- 発売日
- 2026-03-17
- ページ数
- 190ページ
- ISBN
- 9784845010158
