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輝ける闇の異端児 アルチュールランボー

輝ける闇の異端児 アルチュールランボー

井本元義

遥かなる時空と闇を割いて彼の声がきこえる。 ランボー没後130年を経てなお 著者の心に棲みつづける 魂を揺さぶる熱い思いを綴った小説 『ロッシュ村幻影』を大幅に修正、新たな掌編もプラス。 闇に蹲る彼の沈黙ほど美しい詩はない、と僕は結論付けた。ハラルでの十一年間の闇、そこから発せられた詩ではなく日常の些事を綴った手紙こそ、文学の最高峰の一つであると考えるに至り、そこに僕自身の人生の意義を重ねた。僕は最後にと、彼のゆかりの家、都市、カフェ、ホテルなど順を追って回った。最後にマルセイユの丘に登った。地中海に沈む太陽。激しく墜落していく太陽。アルチュール・ランボーはそれを永遠だと詠った。一切のものは無であり、永遠であるだけだと。(あとがきより)

出版社
書肆侃侃房
発売日
2022-02-03
ページ数
224ページ
ISBN
9784863855045

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