怪異・妖怪学コレクション. 3
怪異・妖怪研究は今世紀に入っても大きな進展を遂げている。2000年以降発表のものを中心に、今後の研究に不可欠な重要論考を精選。ネット時代のメディア環境の変化をも捉える第3巻。 ・ ・ ネットロア、学校の怪談、心霊スポット、実話怪談…… 商品化、町おこし、地域学習、コロナ禍…… 都市にうごめき、経済に組み込まれ、ネット空間にも出没するーー。 これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー! ・ ・ ●目次● ・ 総論 現代を生きる怪異・妖怪(飯倉義之) ・ 【1 現代の怪異・妖怪論】 学校の怪談におけるトイレの怪異ーー昭和から平成を中心として(大島万由子) 「名付け」と「知識」の妖怪現象ーーケサランパサランあるいはテンサラバサラの一九七〇年代(飯倉義之) 幽霊の変容・都市の変貌ーー民俗学的近・現代研究に向けての試論(高岡弘幸) 「夜」に対する人間の恐怖と好奇心ーー日本における心霊スポットとゴーストツーリズムの事例(矢ケ崎太洋・上原 明) ・ 【2 ネットロアーー怪異・妖怪の主戦場としてのインターネット・SNS】 ネット怪談「くねくね」考ーー世間話の電承について(伊藤龍平) ネット社会における実況系ネットロアの伝播と活用ーー「口裂け女」と「きさらぎ駅」の比較から(古山美佳) 疑似的な声の非人間的転回試論ーーある「怖い話」の発生と流行にみる〈電承〉(廣田龍平) ・ 【3 妖怪と経済】 妖怪町おこしにおける妖怪文化の創造ーー広島県三次市を中心に(松村薫子) 妖怪の再創造と現代的活用ーー教材としての可能性に着目して(市川寛也) 妖怪/フィギュア論(香川雅信) 予言する幻獣ーーアマビコを中心に(湯本豪一) しづかアマビエの展開ーー長野県松本市での実践について(市東真一) ・ 解題(飯倉義之)
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2025-09-01
- ISBN
- 9784309714837
