
会計の意味論
会計基準のグローバル化に伴い、新しい会計基礎理論の樹立が差し迫った課題となっている。企業の複式簿記や財務諸表の計算構造について、共有すべき構造観があるとすればそれはどのようなものであるかを明らかにするために本書は書かれた。変動貸借対照表と原型損益計算書という概念を基礎におき、そこから種々の財務諸表が生成される過程を考察する。純資産概念と純利益概念との意味関連を考察し、そこから包括利益計算書やキャッシュ・フロー計算書の意味構造の解明にまでたどり着く。さらに、ミクロ会計型損益勘定とマクロ会計型損益勘定という二つの損益勘定の対比を通して、両会計の間の勘定理論的橋渡しをも試みている。
- 出版社
- 中央大学出版部
- 発売日
- 2018-10-05
- ISBN
- 9784805731444
