怪と幽 vol.023 2026年9月
京極夏彦, 小野不由美, 小川洋子, 有栖川有栖, 澤村伊智, 月村了衛
特集 横溝正史 物語を牽引する恐怖 『犬神家の一族』『八つ墓村』『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔の手毬唄』『悪魔が来りて笛を吹く』--数々の傑作をものした横溝正史。それら作品は「怖い」イメージとともに想起されるだろう。おどろおどろしい連続殺人やミステリアスな〈見立て〉、不可思議な現象、死者がよみがえったかのような邂逅、過去からの怨念…。最終的に謎が解かれるため〈怪談〉ではないが、〈恐怖〉が物語を牽引している。怪奇エピソードを編み上げ物語世界を作り、読者を没頭させる外連味が魅力なのだ。『犬神家の一族』で〈角川映画〉が始まり50周年。『八つ墓村』新作映画が予定され期待が高まるなか、横溝正史の怪奇世界を案内する。 ・インタビュー 映画『八つ墓村』新作 金田一耕助役・尾上松也+監督・清水崇 ・「怪奇好きに薦める 横溝作品案内20」若林踏 ・「横溝正史が生んだ〈名探偵〉&〈ヒロイン〉」木魚庵 ・金田一俳優インタビュー 加藤シゲアキ、関智一 ・エッセイ「この横溝作品が怖い」芦辺拓、綾辻行人、大槻ケンヂ、桜木紫乃、白井智之 ・寄稿「「生きうつし」への怖れ」山口直孝 ・怪談作家座談会 川奈まり子×夜馬裕×蛙坂須美×織部泰助 ・対談 中山七里×木魚庵 ・ブックガイド 木魚庵 表紙:杉本一文 特別企画 追悼 鈴木光司 2026年5月8日、作家の鈴木光司氏が天に召されました。ホラー、怪奇、幻想、SF……さまざまなジャンルの小説に多大なる影響を与えた鈴木氏を偲び、功績を振り返ります。 ・年譜&ブックガイド 朝宮運河 ・追悼のことば 安曇潤平、綾辻行人、荒俣宏、岩井志麻子、貴志祐介、京極夏彦、澤村伊智、真藤順丈、東雅夫、牧野修 ・寄稿 『リング』編集者 堀内大示 ・遺稿 鈴木光司「一瞬の光をつかめ」 ◆特集のほか連載など多数 小説新連載:京極夏彦、梨 小説:小野不由美、小川洋子、有栖川有栖、月村了衛、澤村伊智 漫画:諸星大二郎、高橋葉介 論考・エッセイ:東 雅夫、村上健司×多田克己 怪談実話:加門七海、春日武彦、篠たまき、チビルマ グラビア:稲成、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、怪食巡礼 情報コーナー:寺内康太郎×神島大輔×マライ・メントライン(『魔法少女山田』書籍化記念)、押切蓮介×黒史郎(『おののけ! くわいだん部』『0番書庫』)、梨(『霊媒クラブ』)、大槻ケンヂ(『奇談師』)、横手夢奈(東洋文庫ミュージアム 「怖い」本)、大石秀斗(私設図書館「夜に歩けど」)、天野行雄(日本物怪観光)、藤澤仁(第四境界)、永井紗耶子(『めぐる糸』)、藤川 Q(化け通 『鬼武者 Way of the Sword』) etc.…
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2026-08-31
- ISBN
- 9784041164440
